居住性と資産価値を高める

定期的なメンテナンスを

建物

工法や建材の進化により、マンションの耐久年数は50年以上と言われています。木造住宅の耐久年数がおよそ20年程とされることから、マンションは非常に耐久性が高い住宅といえるでしょう。しかし、そうであってもやはり経年劣化は避けられません。遠目から見れば整然と美しく見えるマンションであっても、近くで見れば外壁が薄汚れて見えたり、小さなヒビや塗装の剥がれが見えたりといったことは多いのです。このような一見小さく見える瑕疵は、居住性や建物の資産価値にあまり大きな影響を与えないと考えられがちです。しかし、外壁のヒビや塗装の剥がれはそこから侵入した雨水によって内部のコンクリートの劣化を招き、居住性や資産価値を大幅に下げる可能性があるのです。多くのマンションでは、およそ10〜15年ごとに大規模修繕工事を計画し実行しています。大規模修繕工事は、主に外壁や鉄部の再塗装、屋上や廊下、バルコニーの防水工事等を行います。中でも、大規模修繕に欠かせないのが外壁の再塗装です。マンションは、鉄筋やコンクリート、セメント等で構成されています。どの建材も強固で丈夫ですが、ただし防水性はないことから雨水などを長期間浴びていると劣化の進行が早くなってしまいます。そこで防水性に富んだ塗装をすることで、建物の劣化をくい止めることが可能になるのです。外壁塗装には、このように建物の劣化をくい止めるという大切な役割がありますが、ただしその効果は永遠には続きません。使用される塗料の種類にもよりますが、ほとんどが10〜15年が効果の限度とされていることから、大規模修繕工事の間隔もこれを基準に考えられているのです。マンションの大規模修繕工事は、外壁や鉄部の再塗装により美観が美しくなるだけでなく、居住性と資産価値を高める働きがあるのです。

いつまでもきれいな家に

工事現場

一戸建てに住んでいる人にとって、集合住宅で別途かかる駐車料金や管理費など、月々にかかる費用についてあまり考えたことがないという意見をよく耳にします。特に大規模修繕費は意外に大きい費用負担とも言われています。管理費などは分譲・賃貸を問わずかかる費用ですが、大規模修繕費用は分譲マンションを購入した人にとって、周期的にかかってくる費用です。一戸建てでもマンションでも、すべての物件も経過年数と共に劣化します。一戸建てであれば、その持ち主が判断し、傷んだ部分から始めることやかかる経費と相談して決めることが可能ですが、集合住宅ではそうはいかず、約10年から15年に一度大規模修繕費用として徴収されます。鉄筋や鉄骨のマンションであっても、日々の紫外線や雨風・台風などの自然にさらされ、外壁などに劣化が始まります。マンションは資産価値のあるものですので、早めにメンテナンスをして修繕することで物件を売買しやすくするという大きな目的もあるのです。最近では50年耐久保障をうたった物件もありますが、ベランダやコンクリートの傷みなどは確実に起こります。居住に影響するような状態になってからでは遅いため、早めの対策として大規模修繕が行われます。住民と管理組合により大規模修繕のための相談や打ち合わせが行われ、工事にとりかかるのが一般的です。分譲であれ、集合住宅であることに変わりはありません。住民全体で考え、資産価値として美しいマンションにすることで、その物件の価値アップにつながります。

全体の使いやすさが向上

住宅

住みやすい環境に位置するマンションでも、設備が古くなったり破損したりすると利用者のニーズを満たすことができなくなります。そういった状態が長く続くと、新しい入居者が増えないばかりでなく、今住んでいる人たちが出て行ってしまうかもしれません。空き室を増やさないためには、マンションの大規模修繕を行ったほうがよいでしょう。これは室内の模様替えといった簡単な修繕ではなく、マンション全体の使い勝手を変える規模の大きな修繕を指します。古くなったマンションは使いづらいと感じる点が多く見受けられますが、大規模修繕によって最新式の設備に変えれば快適な住環境を実現できます。より住みやすい建物へと改善することは、住居者が増えることを意味します。物件の資産価値を高めるためにも、大規模修繕は非常に効果のある施策と言えます。修繕の内容は室内に対して行うものから、建物全体の外観を変えるものまで多岐に渡ります。一例としては電気設備の改修があげられます。エアコンは古い建物でも取り付けられていることが多い電気設備ですが、昔の製品は電気効率が悪く電力を消費しやすいという欠点がありました。代わりに最新型のエアコンへ付け替えれば、省エネ性能が向上し電気代を節約出来るだけでなく、室内をまんべんなく冷やす機能のおかげで快適さも向上させることができます。窓の改修も大規模修繕で行うと、資産価値を向上させる役割があります。最新の窓に付け替えると、防犯性を向上させたり結露を防ぐことができます。断熱効果もあることから、こちらも冷暖房費の節約に貢献してくれます。

施工実績と種類に着目する

マンション

マンションのように人が住んでいる建物を大規模修繕する場合には、業者の選定が極めて重要です。これまでの施工実績を確認したり、アフターサービスが充実しているかを見るといいでしょう。業者の種類はさまざまありますが、豊富なノウハウや知識を持っている施工専門業者に依頼すると高いレベルでの施工が可能になります。

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マンションの大規模修繕

工事現場

マンションの大規模修繕工事を行う際に、建築士事務所をコンサルタントとして入れる場合、その能力が重要になります。コンサルタントは、単にマンションの調査診断、設計、工事監理を行うだけでなく、計画がスムーズに進むように総合的な調整能力も必要になります。

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居住性と資産価値を高める

建物

マンションは耐久性が高いとされますが、経年劣化は避けられないことから定期的な大規模修繕工事が必要です。大規模修繕に欠かせないのが外壁の再塗装です。これにより建物の防水性を高め劣化を防ぎます。ただしその効果は10〜15年程のため、この間隔でマンションの大規模修繕工事を行うことがおすすめです。

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